
当グループの中でも特に精力的に展示会への出展を行っている株式会社MOIPARK。
今回は2025年6月11日(水)・12日(木)に行われた『BICYCLE‒E·MOBILITY CITY EXPO 2025 〜⾃転⾞‒電動モビリティまちづくり博〜』出展の様子をリポート。

会場は昨年と同じく、JR新宿駅からほど近い「新宿住友ビル 三角広場」。同展示会の今年のテーマが「電動モビリティとしての自転車」にフォーカスしているだけに、今秋から新規事業としてE-BIKE事業を展開する予定の同社にとっては、タイムリーといえる展示会だ。




展示ブースは、会場入口を入るとすぐ目に入る、目立つ場所にあった。
そしてそこに展示されていたのは、この度MOBIPARKが国内総代理店の独占契約を獲得したイタリア老舗バイクメーカー『ITALMOTO(イタルモト)』の電動アシスト自転車が4台。
いずれも個性が強いスタイリッシュなデザインで、来場者の目を引いていました。

特に、ポップなイエローを基調としたトラッカータイプの『TRIONFALE(トリオンファーレ)』と、ヴィンテージ感のある木目調が良いアクセントとなっているクラシックな『Tiquattro(ティクアトロ)E3』は、オートバイと錯覚するようなデザインで、注目度は抜群。性能や価格などについての質問が数多く寄せられていた。


また上品なホワイトを基調とした『AURELIA X(オーレリアエックス)』と、深みのあるグレーブルーの『CLODIA DYNAMIC(クローディアダイナミック)』は、現在ストリートで大人気の折りたたみ式E-BIKE。スポーティな雰囲気はありつつも小回りが利くため、女性ユーザーとも相性が良さそうだ。


そして4台のE-BIKEに共通する最も特徴的なデザインは、太いタイヤ(=ファットタイヤ)を使用している点だ。

ファットタイヤのメリットは、「接地面が大きくグリップ性能が高い」「エア容量が多いため、乗り心地がいい」といった点があると言われている。
また、一般的な細いタイヤの自転車と比べると「スピードが出にくい」「車体重量が増える」「長距離に向いていない」などのデメリットもあるようだが、E-BIKEならではの電動アシスト機構が、その欠点を打ち消してくれる仕組みだ。


今回展示されていた4台は、5月に上陸したばかりのイタリア本国仕様だったが、展示会終了後は日本の法規に合わせた仕様への改修を急ピッチで行い、お客様に安心してお乗りいただけるよう「型式認定」の取得を目指す。




また『ITALMOTO』以外の新しいE-BIKEブランドも計画されているそうなので、情報が入り次第、こちらのページでも報告を続けていこうと思う。
以上が今回のリポートだ。
新たな事業に参入して進化を続ける『MOBIRISE GROUP』は“EV業界全体”にも新たな風を吹かせる存在となり、今後の展開も楽しみな企業となるだろう。
